龍太郎一味のご無体な学園生活
「…いい加減にしろよ、龍太郎」

銀の声のトーンが下がった。

「言ってんだろ、禁書はやばいんだ。今までのお遊戯程度の試合じゃ済まなくなる…だからお前が大怪我しないうちに、早く棄権しろって…」

そこまで言った瞬間。

「!!!!!」

龍太郎の活歩からのアッパーカットが銀に炸裂!

銀はいきなりのダウンを奪われる。

「…今までのお遊戯程度の試合…だと…?」

拳を握り締め、ワナワナと震える龍太郎。

その身は、激しい怒りに震える。

「何様だてめぇっ!そんなにてめぇの禁書は上等かっっ?タイマントーナメントに出場した選手全員に対する侮辱だぞっ!リングの床にデコ擦り付けて詫び入れさせんぞこの野郎っっっっ!」

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