龍太郎一味のご無体な学園生活
大会エピローグ①
焼けてボロボロになった空手着。
血塗れの顔。
止血した筈の傷がまた開いて出血している。
全身大小問わず痣だらけ。
筋肉という筋肉、関節という関節が痛み、膝が震える。
整えようとしても乱れる呼吸。
なのに充足感があった。
…遠くから聞こえてくるような歓声。
そんな中で。
「担架!早く担架を!シュア、すぐに診てやってくれ!」
「銀は私がすぐに保健室へ運ぶ、龍太郎は頼む!」
そんな声が聞こえたような気がした…。
血塗れの顔。
止血した筈の傷がまた開いて出血している。
全身大小問わず痣だらけ。
筋肉という筋肉、関節という関節が痛み、膝が震える。
整えようとしても乱れる呼吸。
なのに充足感があった。
…遠くから聞こえてくるような歓声。
そんな中で。
「担架!早く担架を!シュア、すぐに診てやってくれ!」
「銀は私がすぐに保健室へ運ぶ、龍太郎は頼む!」
そんな声が聞こえたような気がした…。