龍太郎一味のご無体な学園生活
何だかよそよそしく退散していく龍太郎一味。

何という冷たい連中だろう。

「ケッ、こういう時に祝ってくれねぇで何が龍太郎一味だっての」

不貞腐れて寝返りを打った龍太郎は。

「!」

ベッドの横の椅子に座っている小夜に気付いて驚く。

「さ、小夜…いたのかっ?」

『いちゃ駄目だったっ?』

少し拗ねたような表情の小夜。

「あ、いやっ、そんな事ねぇ…けどっ…」

狼狽する龍太郎。

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