龍太郎一味のご無体な学園生活
何やら一方的に被害を受ける人、腹黒な一面を見せる人、様々な会話が飛び交う中、バスは山道を登っていく。

「結構奥まで行くんですねぇ」

車窓を眺める喜屋武。

「こんな山奥まで行ったら、鴉天狗とかいそうだね」

遊里が言う。

「ここにいるじゃねぇか」

自分を指す鷹雅。

「河童君は河童じゃん」

「違うわっ!河童じゃねぇわっっっ!」

「頭の上に皿あるじゃん」

「皿じゃねぇわ!禿げてんだよっ!」

「禿げてるんですか?若いのにお気の毒に…」

「アンタのせいだ雪菜先輩!てか俺の近くに来るんじゃねぇわっ!」

ハイテンションメガマックスの近くはやたらと騒々しい。

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