龍太郎一味のご無体な学園生活
「や、やるって…!」

小夜が驚いたように声を上げる。

「誠一郎君やっつけるのっ?」

「たりめーだろ」

龍太郎は拳を掌に打ちつけた。

「まさか止めたりはしねーだろ?もう教師だ生徒だ言ってる状況じゃなくなった…奴独自の正義か何か知らんが、見過ごしてやれるレベルはとうの昔に過ぎた」

龍太郎の身から迸る、青白き闘気…。

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