龍太郎一味のご無体な学園生活
そんな中。

「……」

龍太郎は目を覚ました。

酷い怪我だが、まだ生きている。

「龍太郎君っ!」

小夜が龍太郎の手を握り締める。

「よかった…本当に死んじゃうんじゃないかと…!」

「…あれ…」

まだ意識が戻ったばかりで記憶があやふやだ。

確か誠一郎の怪異にフルボッコにされて、学園の屋上から落とされて…。

なのに何でこんな天蓋付きのベッドで寝ているのだろう?

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