龍太郎一味のご無体な学園生活
そこで、ウェスタは足元に転がっていたボールを拾い上げる。
野球部が置き忘れていったのだろうか。
ちょうどいい、これを利用するとしよう。
「喜屋武さん、このボールを君の手から私の手へ、『転移』で飛ばしてくれ」
投げ渡すのではなく、転移魔法でウェスタの手元に移動させる。
端から見ればテレポートさせたように見える筈だ。
ボールならば、万が一失敗して次元の彼方まで飛ばされたとしても問題ない。
野球部が置き忘れていったのだろうか。
ちょうどいい、これを利用するとしよう。
「喜屋武さん、このボールを君の手から私の手へ、『転移』で飛ばしてくれ」
投げ渡すのではなく、転移魔法でウェスタの手元に移動させる。
端から見ればテレポートさせたように見える筈だ。
ボールならば、万が一失敗して次元の彼方まで飛ばされたとしても問題ない。