龍太郎一味のご無体な学園生活
「じゃあ結婚式挙げるとお得なんだね」

「私達のパーティーも、誰か結婚式挙げてみる?」

口々に言う七星とアリスカ。

その視線が。

「「「……」」」

龍太郎と小夜に向けられる。

「は、はぁっ?」

『な、何で私達なんですかっ?』

驚く二人。

「だって…私は啓太いるし」

「私は秋帆君いるし」

「私も河童君いるしさぁ」

「わ、私も鈴木先生が…」

自動的に龍太郎と小夜、フリーの二人がペアという事になる。

「だ、だからって!ケッコンだぞっ?ケッコン!人生を左右する一大イベントだぞっ?そんな軽々しく決められる事かよっ!」

激しく狼狽する龍太郎。

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