龍太郎一味のご無体な学園生活
踊り慣れたステップと動きで、華麗なダンスを披露する箱。

目が回るような照明と大音量の音楽の中、七星はただただ圧倒されて言葉を失うばかり。

「ノリが悪いですねけしからん娘!さぁ貴女も!ヘイ!ヘイ!ヘイヘイへイッ!」

空手の正拳突きの稽古のように、リズムに合わせて拳を突き出す箱。

「でっ、でもっ…」

七星は困惑するばかり。

「わっ、私っ、こんなディスコなんて初めてで…それにダンスなんて踊った事ないしっ…リズム感だってっ…」

「考えるなですっ、感じるんだですっ、ハイッ!」

某香港アクションスターの名言を吐きつつ、再びサタデーナイトフィーバーのポーズ。

「ディスコはリズムに乗って踊るのではありませんっ、ワタクシのように感性で…魂の赴くままに踊るのですっ、ハイッ!」

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