龍太郎一味のご無体な学園生活
「いやね」

頭を掻きつつ、苦笑いするアルベルト。

「僕がいないと異世界の方の学園は大変だろうと思って顔を出してきたんだけど…案外といなければいないでも上手く回るようでね…顔を出してもやる事がないんだよ…寧ろ用がないのなら隅っこにいろ、みたいな扱いでね」

「そんな…」

学園長に対してそれはないだろう、と目を丸くする愛。

「じゃあ天神学園の方で仕事を…と思ったんだけど、そうか…こっちも休日なら僕の出番はないね…」

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