龍太郎一味のご無体な学園生活
「騒々しいのは感心せんな…」

「全くです…紳士淑女らしさの欠片もない…」

ウェスタとバルナが揃って溜息をつく。

「君らは仮にも教師だろう?生徒の為に奔走するのは当然の事だ。それを忙しいだの嫌だのと…」

ウィ~ンガシャン、ウィ~ンガシャン。

「ウェスタ、お前は物理教師だからそんな事が言えるのだ、何なら生徒指導と代わってやろうか?」

ウィ~ンガシャン、ウィ~ンガシャン。

「でしたら龍娘先生が物理の授業をしていただけるのか?」

ウィ~ンガシャン、ウィ~ンガシャン。

「う゛っ」

怯む龍娘。

「で、できるとも!あんな奴にも物理教師が務まるのだからな!」

龍娘の指差した先には、スマホ片手になーちゃんとイチャラブテレフォンタイム真っ最中の銀…。

< 414 / 2,031 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop