龍太郎一味のご無体な学園生活
どこまでも伸び、どこまでも続き、例え空間や次元を超えても、切れたりする事はない糸。

だからといって、結びつけた者に何か作用する訳ではない。

ただ結びついている、それだけの能力。

だが…愛はそれで満足なのだ。

アルベルトと繋がっていられる。

この糸の先には、アルベルトがいる。

それだけで、幸福を感じられる。

その小さな幸福の為に、アルベルトの小指に、控えめに蝶々結びで結びつける…。

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