龍太郎一味のご無体な学園生活
いつの間にやら、体育館を埋め尽くすほどに集まってきた生徒、教師、OB、OG、関係者。

「はーい、浦沢マスターのケーキ搬入しまぁす!」

「飲み物はここに置いときますねぇ!」

「ここのコーナーはお酒でぇす!未成年は飲まないように!」

「今年も名物の『舌殺し』準備しておきますよぉ!」

「ここは洋食のコーナー、こっちからは和食のコーナーだよぉ!」

「ワノココロ、HAHAHAHA!」

…なんか部外者の外国人も混ざってるみたいですが。

「随分集まりましたね…」

「小岩井さん、去年もこんなだったのかい?」

小岩井の隣で、驚いたように会場の様子を見ているのはアルベルトと愛。

「はい、昨年もこんな感じでしたよ」

雪菜がアルベルトに説明する。

「…昨年は自分は…まだ幽霊でしたが…」

そういえばそうだったねぇ、小岩井さん。

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