龍太郎一味のご無体な学園生活
「そ、そろそろ決着つけますか?」

そう言って銀がテーブルの上に置いたのはスピリタス。

原産国ポーランド、アルコール度数は96度。

96度って、もう精製アルコールじゃん。

世界最強の酒じゃん、てか飲み物じゃねぇよコレ。

喜屋武に飲ませたら確実に死に至るレベルだ。

「やめるなら今のうちれすよ?」

各自のグラスにスピリタスを注ぐ銀。

酔い過ぎて注ぐ手すら震える。

「やめたいのはお前らろ?無理はしなくていいろ?」

そんな事を言う龍娘の笑顔も引き攣る。

「き、96度とか楽しみだわぁ…美味しそうだわぁ…」

声震えてますよ冬先生?

グラスから溢れそうなくらい注がれたスピリタス。

三人はそれぞれグラスを持ち。

「「「勝負!」」」

あろう事か一気に飲み干す!

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