龍太郎一味のご無体な学園生活
「それがさぁ」

遊里がハイッ、と挙手する。

「龍娘先生、出来ちゃった結婚なんだって」

「「「『え゛えっ!』」」」

面々が驚きの声を上げる。

毒舌の眉は更にピクピクしているが、一向に気にしない自由な龍太郎一味。

「で、出来ちゃったって…赤ん坊かよっ?」

「他に何があるのよっ…凄いなぁ…やるわねぇ、龍娘先生」

赤面するやら、感心するやらのアリスカ。

「奥方先生に続いてオメデタラッシュだねぇ、龍娘先生は子供に何て名前付けるんだろう?」

ニパッと笑う雛菊。

「両親から一文字ずつとって『龍虎』ってなどうだ?男でも女でもいけるぜ?」

名前の提案をする龍太郎。

「やっぱり射撃も中国拳法も覚えさせるんですかねぇ?」

七星が素朴な疑問。

「遠距離も近距離も戦えるね、万能型キャラだ♪」

遊里はやはりゲームで例える。

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