龍太郎一味のご無体な学園生活
てな訳で職員室。

「きゃーっ!龍娘先生おめでとう!きゃーっ!」

レヴィが黄色い声を上げる。

流石永遠の17歳。

「何で婚約前に教えてくれなかったんですかぁ、お祝い準備し損ねたじゃないですか」

最近天神学園に復帰したこはくが、それでも嬉しそうにニコニコしながら言う。

「しかし、しまじろうが相手とは趣味が悪いな。あんな軟弱きゃら被りのどこがいいのだ?」

翡翠が毒を吐く。

お前そんなにしまじろうが嫌いなのか。

これだけ周囲が好き勝手に言うと、龍娘の性格ならばウガーッ!とか吠えそうなものだが。

「あ、ああ…すまなかったな…突然の事で…」

意外にも彼女はテンションが低かった。

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