龍太郎一味のご無体な学園生活
そんな龍娘がしまじろうと結婚する。

しまじろうも龍娘も、学園では人気者の武闘派教師陣。

人気者同士の婚約だけに、誰もが祝福している。

だが、気持ちだけではなく、言葉だけではなく。

何か形として祝いたい。

この幸福を、目に見える形で祝いたいのだ。

「龍太郎だってそう思うでしょ?龍娘先生が喜ぶ顔見たいよねぇ?」

ズイと顔を近づける雛菊に。

「ん…まぁな、老師のお陰で、俺ぁ今年のタイマントーナメント準優勝できるまでに強くなれたんだ。何か礼はしたいと思ってたしな」

龍太郎は腕を組む。

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