龍太郎一味のご無体な学園生活
高成のほんの一言で、見る見るうちにしまじろう、龍娘の祝いは形となっていく。

「毒舌先生有り難う、いいお祝いが出来そうだよぉ」

高成の手を握ってブラブラさせながら、ニパッと笑う雛菊。

「放しなさい、教師の手を気安く握るんじゃありません」

「えへへへっ、いいじゃあん♪」

「放しなさいと言っているのです」

「感謝してるんだよぉ、毒舌先生♪」

相変わらず教師相手に馴れ馴れしい雛菊。

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