龍太郎一味のご無体な学園生活
「まだ理解できていないようですから言いますけどね」

溜息をつく高成。

「貴方、この分だと3年への進級も危ないですよ?」

「う゛っ」

言葉に詰まる龍太郎。

「当然でしょう、1学期も夏休み返上で補習を受けているんですよ?その上に2学期まで…昨年のように運良く進級できると思ったら大間違いですよ?僕は恩情で単位を出してあげるほど甘くはありませんよ?」

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