龍太郎一味のご無体な学園生活
そんな中。

「んじゃカウントダウンいくよぉっ!」

突然、声が聞こえてきた。

どこかで聞いたような声だが、気のせいだろうか?

「10、9、8、7、6…」

声は一人だけではない。

何やら広い場所なのか、随分と大勢の声が聞こえる。

「5、4、3、2、1!」

進むカウントダウン。

やがて。

「0!」

突然しまじろうと龍娘がそれぞれ入れられていた麻袋が開かれ、二人は床に転がされるようにして外に出される。

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