龍太郎一味のご無体な学園生活
ようやく心温まるまともなスピーチが頂けた。

しまじろうと龍娘の二人も、心に感じ入るものがあったようだ。

「それではここで」

メイが進行する。

「ご両名に指輪の交換をして頂きたいと思います」

その言葉と共に、新郎新婦の前に出てきたのは愛。

手には、一組の赤いリング。

彼女の能力、糸を紡ぎ出す力を利用して作った、皆の想いを込めた糸をリングにしたものだ。

< 637 / 2,031 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop