龍太郎一味のご無体な学園生活
「で、今何時よ、キャンペーン、朝飯食う時間あるか?」

ガシガシ頭を掻きながら大欠伸する龍太郎に。

「何言ってるんですかっ」

喜屋武は学生寮の廊下にかけられた時計を指差す。

「…………」

午前8時…今、35分になりました。

ホームルーム、もう始まってますね(はぁと)

「…………これヤバイっしょおぉおぉおぉぉっっっっ!」

絶叫と共にダッシュで学生寮を出て行く龍太郎。

「車には気をつけてねぇ」

喜屋武は呑気そうに、緩々と手を振るのだった。

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