龍太郎一味のご無体な学園生活
そして現在。

「あ」

「あ~っ!」

今日も元気だ校舎が脆い。

璃月は生徒会長のかなこの目の前で、いとも容易く壁をぶち抜いてしまう。

「な、何してんですか璃月先輩!」

「えへへ…壊れちゃった」

ペロッと舌を出して可愛らしく笑う璃月。

大抵の破壊行為も、このあどけない笑顔で許されてしまうのだから、璃月は得な性格だ。

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