龍太郎一味のご無体な学園生活
「もーっ、気をつけて扱って下さいねって言ったじゃないですか」

普段から持ち歩いている修理道具を広げて、壁の修繕に取り掛かるかなこ。

生徒会長でありながら、校舎の修繕は自らの手で行う。

姉譲りの天神愛は相変わらずだ。

「えへへ、ごめんごめん」

ニコニコしながらかなこの修繕の様子を見つめる璃月。

そして言う。

「もう破壊魔はいなくなるからさ、もう少しだけ大目に見てよ」

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