龍太郎一味のご無体な学園生活
確かに、芽々は絶世の美女だ。

放っておいても男達が一目惚れし、フラフラとついてきてしまう。

まるで芳香を漂わせる大輪の薔薇のように、虫けらと化した男達が寄ってたかって愛を囁き始めるのだ。

おまいら、まず鏡見て物を言え、特にそこのスペシャルバカ。

「俺かよっっっ!」

それはともかく。

「ともかくかよっっっ!」

これが芽々の持って生まれた『愛され体質』。

本人の意思に関係なく、彼女はそこにいるだけで愛されてしまうのだ。

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