龍太郎一味のご無体な学園生活
やれやれと、芽々は苦笑いしながら溜息をつく。

3学期になって、鼓姫はこうして頻繁に芽々に泣きつくようになった。

元々口調が偉そうなだけで、基本スペックは子供だったのだが、芽々の卒業が近くなったこの時期になり、極端に甘えるようになってきた。

それは妹の弥々も同様で、二人は日替わりで芽々に泣きつく為に教室にやってくる。

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