龍太郎一味のご無体な学園生活
「だからって四六時中一緒にいたくもないけどね」

「ハッ、こっちだって」

プイとそっぽを向く万里と千歳。

その様子を見ながら、クスクス笑っているアリスカ、月。

実は仲がいいのだから、この二人のやり取りはコントのようなものだ。

その証拠に、喧嘩し合いながらも。

「そろそろ帰る?」

「うん」

こうして5分後には鞄片手に揃って席を立つのだから。

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