龍太郎一味のご無体な学園生活
彼女達は今、天神モール内にある鯛焼き屋の前にいる。
イリアはともかく、月は天神学園の制服姿。
これは、まさか、そんな筈はっ。
校則違反の代表とも言われる『買い食い行為』ではっ!(大袈裟)
「天神モールの鯛焼きは、美味しいと評判だそうで…一度食べてみたかったのです」
「つ、月様…でしたらいつでも私にお命じになれば、このような寒空の下で並ばなくとも生徒会室までお届け致しましたものを…」
オロオロと狼狽するイリアに。
「あら」
灰色の瞳を細めて月は微笑む。
「イリアさんに買って来いなんて命じる事はできませんよ…それじゃあいわゆる『パシリ扱い』になってしまうじゃありませんか」
イリアはともかく、月は天神学園の制服姿。
これは、まさか、そんな筈はっ。
校則違反の代表とも言われる『買い食い行為』ではっ!(大袈裟)
「天神モールの鯛焼きは、美味しいと評判だそうで…一度食べてみたかったのです」
「つ、月様…でしたらいつでも私にお命じになれば、このような寒空の下で並ばなくとも生徒会室までお届け致しましたものを…」
オロオロと狼狽するイリアに。
「あら」
灰色の瞳を細めて月は微笑む。
「イリアさんに買って来いなんて命じる事はできませんよ…それじゃあいわゆる『パシリ扱い』になってしまうじゃありませんか」