龍太郎一味のご無体な学園生活
「重ね重ねたわけっ!」

本当に張り飛ばしてやろうか。

乙は涙をこぼしつつも声を荒げる。

「よくそのような事をわしの前で言う!わしが泣くのは魚尾と離れ離れになるからに決まっておろう!」

「離れ離れ?どうしてさ」

「離れ離れになって泣くのは当然であろう!わしはこんなにも魚尾の事を、胸が切なくなるほどに好いて…」

「僕も一緒に卒業だよ、3年だから」

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