龍太郎一味のご無体な学園生活
意外な大野の台詞に胸を詰まらせるエンリィ。

と。

「!」

ドアがノックされる。

「誰ですか?」

エンリィが出ると。

「あの…エンリィさん、これ…」

入り口には大鍋一杯のビーフシチューを手にした喜屋武が立っていた。

「よかったら食べて下さい…これ食べて、元気出して…みんなエンリィさんの事、嫌いだから意地悪してたんじゃないと思いますよ?人気者は、どうしてもみんなにからかわれてしまうんですよ…落ち込まないで下さいね?」

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