龍太郎一味のご無体な学園生活
「!!!!!!!」

降り注ぐ幾百の刃!

差し伸べた手を引っ込め、龍太郎は素早くその場を回避する。

それでも僅かに掠めた刃。

「くっ…」

左腕を押さえ、龍太郎は教室の入り口を見る。

「Ob Sie Sie stechen werden, oder führt zu Ende, ob Sie es schneiden werden, oder schnitzen Sie mit Fleisch?(斬ろうか刺そうか貫くか、それとも肉を刻んでやるか)」

ロリータファッションの女子生徒が立っていた。

藍色の長い髪、両サイドのリボン、赤い瞳、血に濡れたような紅色の唇。

その唇が、歪む…。

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