龍太郎一味のご無体な学園生活
「龍太郎さん」

小岩井はもう一度龍太郎を見る。

「臥龍の力を『借りる』のではありません…臥龍の力を『使う』のです…龍太郎さん自身がもっともっと強くなり…臥龍と肩を並べるか、上に立つほどの精神を養い…臥龍の力をコントロールできるほどの強い心を持つ…それこそが、龍太郎さんがより強くなる方法…そうすれば、『龍』が『竜』になってしまう事もありません…」

諭すように語る小岩井。

その言葉に。

「やだなぁ小岩井さん」

にこやかにレスクレが言う。

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