春の風 舞い散る桜 奏でる音楽

──コンコン──
「失礼します」

「あ、田島くん!!」

「香坂先生、俺に何か用ですか?」

「田島くんにお願いしたいことがあるのよ。」

「なんすか?」

「黒澤さんにこの辺を案内してあげてほしいの。」

「なんで、俺なんですか?」

「黒澤さんと田島くんって、
家隣でしょ?だからよ。」

先生は笑顔で答える。

「そういうことだから、よろしくね。黒澤さんには、もう言ってあるから。」

先生はそういうと、
どこかへ行ってしまった。

「………めんどくせぇょ…」

俺は、そう呟いて、職員室を出た。

< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop