泣き虫な王子様
再会
泣き虫撤回
私立一里塚高校―――
あたし、前山雫は、今日この高校に入学する。
全寮制だけど、進学実績がぃぃからと親にも認めてもらえた。
「ここが…一里塚高校かぁ。」
桜も満開で、入学生を待ち構えていた。
付属中もあるので、慣れたように学校に来る人もいた。
周りに見取れていたら、前の人にぶつかった。
「ご…ごめんなさいッ。」
『別にいいよ。』
顔をあげると、綺麗に金髪に染めた男の子が、あたしを覗きこんでいた。
『入学生?』
「は…はいっ。」
『ここ広いから、迷うなよ。』
そのとき、金髪の男の子の友達のような人が、彼を呼んだ。
『一希~そろそろ行こうぜ!』
『おう。』
「一希くん…って言うんですか!?」
『あぁ。高山一希。一応あんたと同い年。よろしく。』
「はいっ…」
二人はその後校舎へ歩いて行った。
「高山…一希!?」
あたしの記憶の中に…泣き虫な男の子が出て来た。
名前は…高山一希。
あたし、前山雫は、今日この高校に入学する。
全寮制だけど、進学実績がぃぃからと親にも認めてもらえた。
「ここが…一里塚高校かぁ。」
桜も満開で、入学生を待ち構えていた。
付属中もあるので、慣れたように学校に来る人もいた。
周りに見取れていたら、前の人にぶつかった。
「ご…ごめんなさいッ。」
『別にいいよ。』
顔をあげると、綺麗に金髪に染めた男の子が、あたしを覗きこんでいた。
『入学生?』
「は…はいっ。」
『ここ広いから、迷うなよ。』
そのとき、金髪の男の子の友達のような人が、彼を呼んだ。
『一希~そろそろ行こうぜ!』
『おう。』
「一希くん…って言うんですか!?」
『あぁ。高山一希。一応あんたと同い年。よろしく。』
「はいっ…」
二人はその後校舎へ歩いて行った。
「高山…一希!?」
あたしの記憶の中に…泣き虫な男の子が出て来た。
名前は…高山一希。