【完結】キスからはじまる恋。
そんなことを思うと、急にドキドキし始めて、なぜか心拍数がかなり上がってきた。
や、やや、やばい………!
顔が赤くなるのが、自分でも分かった。
でもこうして思うのは、わたしはこんなにも大夢に恋しているんだなってことだった。
こんなにもドキドキして、こんなにも緊張して……。
大好きな大夢だからこそ、最後までしたいと思っていた。
「大夢、お風呂ありがとう……!」
「ああ。お湯加減どうだった?」
「ちょうどよかったよ!ありがとう」
「それは良かった。てかお前、顔赤くね?」
「そ、それは……!あれだよ、お風呂上がりだからだよ!」
「そうか?熱でもあんのかと思った」
「そ、そんなことないよ……!」