彼と夕日に恋をした。
「え…??」


彼は、私に目を見張って驚いていた。


まさか…。


聞こえてたァ!!!!????


え、恥ずかし!!!恥ずかし!!!


声に出るなんて!!!!


ナシナシナシナシナシ!!!!!!


「ちょ、忘れてッ…!!!!」


私が、そう言って走りだそうとすると。


腕が強く引っ張られる。


私は恥ずかしくて…


ムキになって手を振り払おうとするけど…。


力では、敵わない。


まだムキになっていると、彼が口を開いた。


「何で…逃げるん…??」


彼の言葉に、抵抗力を、なくす。


「忘れへんよ…。忘れれるワケないやろ…好きな女からの告白を。」


時が、止まった。
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