ゴミにもならない人生だから
ここまでくるとホントに笑うしかない。

手早く服を脱ぎ捨て、くたびれて穴の空いたジャージに着替える。フライパンに火をかけつつ小麦粉をとりだしほどよく水で溶いて焼く。適当に火が通ったらあとはソースをかけて出来上がり。味もそっけもない料理。でもまあこれが一番安くて量も食べられる。

一気に食べてとりあえず空腹は満たされる。

時計を見ると18時20分。よし、30分は寝れる。手早く歯をみがき、ケータイのアラームを21時30分にセット。

フトンにもぐりこみとにかくなんにも考えず寝る。

今は寝てる時が一番幸せだ。惨めな現実を忘れる事ができるから。ホントは寝ないで考えなきゃいけない事があるのもわかってる。でもやっぱり逃げてしまう。
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