初恋
12
しばらくして家に一通のハガキが届いた。
玄関で差出人の名前を見てぼくは少し驚いた。
ハガキの裏にはぼくの好きなマンガのキャラクターがでかでかと描いてあった。
隅の方に小さな丸い字。
あの時と同じ字で
「暑中お見舞い申し上げます。約束守ったよ!」
と書いてあった。
自然と笑みが零れた。
ぼくは靴を脱ぎ捨てリビングへと走った。
「お母さん!ハガキどこっ?!」
≪完≫
玄関で差出人の名前を見てぼくは少し驚いた。
ハガキの裏にはぼくの好きなマンガのキャラクターがでかでかと描いてあった。
隅の方に小さな丸い字。
あの時と同じ字で
「暑中お見舞い申し上げます。約束守ったよ!」
と書いてあった。
自然と笑みが零れた。
ぼくは靴を脱ぎ捨てリビングへと走った。
「お母さん!ハガキどこっ?!」
≪完≫