あなたの体温で癒して・・・②

孝明side

・・・

診察中。

待合室の方から、

叫び声が聞こえた。

・・・

驚きながら、

待合室に向かう。

「どうしたんですか?」

「孝明先生、美晴さんが」

「・・え?」

・・・?!

近所のおばちゃんが、

倒れた美晴を抱え、

青い顔をしていた。

・・・

オレはそこに駆け寄り、

美晴に声をかける。

・・・

しかし、気を失っているため、

反応がない。

・・・

とりあえず、

診察室のベッドに寝かせた。

・・・

気を失っているものの、

他に異常はないようだ。
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