あなたの体温で癒して・・・②
車のところまで来て、
ようやく足を止めた美晴。
「…美晴」
オレは優しく声をかけた。
・・・
美晴はゆっくりオレの方を向き、
思いっきり抱きついた。
「こ、怖かった・・」
「・・うん・・
よく頑張ったよ」
・・・
オレは美晴の背中を優しく撫でる。
「少しは強くなれたかな?」
「十分強くなったと思うよ。
真正面からぶつかったんだ。
美晴なら、もう、大丈夫」
・・・
そう言って微笑むと、
美晴はせきを切ったように泣き出した。
・・・
オレはずっと、
美晴の背中をさすり続けた。
・・・
数年前とはいえ、
あんなに脅えていた相手と、
ちゃんと話をした美晴。
ようやく足を止めた美晴。
「…美晴」
オレは優しく声をかけた。
・・・
美晴はゆっくりオレの方を向き、
思いっきり抱きついた。
「こ、怖かった・・」
「・・うん・・
よく頑張ったよ」
・・・
オレは美晴の背中を優しく撫でる。
「少しは強くなれたかな?」
「十分強くなったと思うよ。
真正面からぶつかったんだ。
美晴なら、もう、大丈夫」
・・・
そう言って微笑むと、
美晴はせきを切ったように泣き出した。
・・・
オレはずっと、
美晴の背中をさすり続けた。
・・・
数年前とはいえ、
あんなに脅えていた相手と、
ちゃんと話をした美晴。