あなたの体温で癒して・・・②

孝明side

・・・

ちょっと用があると言って出掛けた

美晴。

・・・

その美晴が、

なかなか帰ってこない。

・・・

最終の船に、

美晴を見に急いだ。

・・・

船が着き、

乗客が下りてくる。

・・・

最後に、

重そうな荷物を抱えて、

美晴が下りてきた。

「美晴!」

オレは美晴の元に、

駆け寄った。

・・・

「どうしたの?」

オレがここにいることが

不思議と言った感じの美晴。

「最終の時間まで、

何してた?心配したぞ?」

オレの言葉にハッとして、

「ごめんなさい」

美晴は謝った。
< 131 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop