あなたの体温で癒して・・・②
ご飯を作っていると、
いつの間にか帰っていた孝明が、
後ろから私を抱きしめた。
「ビックリした。
おかえりなさい」
私は手を止めて、
抱きしめた手をそっと握る。
「ただいま。
イイ匂い。今夜は何?」
「お隣の前田さん、
旦那さんが漁師でしょ?
新鮮な魚をたくさんいただいたの」
「美味そうだな。
先にご飯食べよ。手、洗ってくる」
「そんなにお腹すいたの?」
「そんなごちそう見せられたら、
一気にお腹の虫が泣きだした」
そう言って笑いながら、
洗面所に向かった孝明。
・・・
昼間の話しは、
まるでなかったような会話。
・・・
今は少しだけ、
忘れよう・・・
いつの間にか帰っていた孝明が、
後ろから私を抱きしめた。
「ビックリした。
おかえりなさい」
私は手を止めて、
抱きしめた手をそっと握る。
「ただいま。
イイ匂い。今夜は何?」
「お隣の前田さん、
旦那さんが漁師でしょ?
新鮮な魚をたくさんいただいたの」
「美味そうだな。
先にご飯食べよ。手、洗ってくる」
「そんなにお腹すいたの?」
「そんなごちそう見せられたら、
一気にお腹の虫が泣きだした」
そう言って笑いながら、
洗面所に向かった孝明。
・・・
昼間の話しは、
まるでなかったような会話。
・・・
今は少しだけ、
忘れよう・・・