あなたの体温で癒して・・・②
「今日は美晴の頭は、
オレが洗う」
「いいよ!!」
「いいから、いいから」
「・・・」
・・・
拒否する私の頭を、
優しく洗い出した。
・・・
「前にもこんなことあったな?」
「そうだね・・・
あの時は、怪我してたから」
「前も思ったんだけど、
美晴の髪って綺麗だよな」
「そうかな?」
「さほど
手入れをしてるようでもないのに」
「ずぼらだって言いたいの?」
「ハハ、違うよ。
きっと他の子は羨ましいって思うなって
こと」
・・・
洗い終わったら、
今度は、私が孝明の頭を、
洗う番。
オレが洗う」
「いいよ!!」
「いいから、いいから」
「・・・」
・・・
拒否する私の頭を、
優しく洗い出した。
・・・
「前にもこんなことあったな?」
「そうだね・・・
あの時は、怪我してたから」
「前も思ったんだけど、
美晴の髪って綺麗だよな」
「そうかな?」
「さほど
手入れをしてるようでもないのに」
「ずぼらだって言いたいの?」
「ハハ、違うよ。
きっと他の子は羨ましいって思うなって
こと」
・・・
洗い終わったら、
今度は、私が孝明の頭を、
洗う番。