あなたの体温で癒して・・・②
3.この島で・・・
翌日、
オレはいつものように、
診療所で仕事をしていた。
・・・
3時過ぎ。
・・・
学校帰りの南ちゃんが、
診療所を訪ねてきた。
「どうしたんだ?
具合でも悪いの?」
オレの質問に、
いつもの南ちゃんの
元気がない事に気がついた。
・・・
オレは、
南ちゃんのおでこに手を当てた。
「熱はないみたいだな?」
「孝明先生」
「ん?」
「この島からいなくなっちゃうの?」
・・・
南ちゃんの言葉に、
目を見開いた。
「どこでその話を?」
「今、島中で、その話が
広まってるよ?」
・・・もしかすると、
美晴と一緒にいた山田さんが、
誰かに言ったんだな?
オレはいつものように、
診療所で仕事をしていた。
・・・
3時過ぎ。
・・・
学校帰りの南ちゃんが、
診療所を訪ねてきた。
「どうしたんだ?
具合でも悪いの?」
オレの質問に、
いつもの南ちゃんの
元気がない事に気がついた。
・・・
オレは、
南ちゃんのおでこに手を当てた。
「熱はないみたいだな?」
「孝明先生」
「ん?」
「この島からいなくなっちゃうの?」
・・・
南ちゃんの言葉に、
目を見開いた。
「どこでその話を?」
「今、島中で、その話が
広まってるよ?」
・・・もしかすると、
美晴と一緒にいた山田さんが、
誰かに言ったんだな?