あなたの体温で癒して・・・②
両手いっぱい手を振りながら、

帰っていく南ちゃんを見つめながら、

・・・

まだ小学低学年。

今の話しをどこまで理解してくれたのか。

・・・

少し不安だったが、

南ちゃんを、

信用することにした。

・・・

夕方。

仕事が終わったオレは、

颯太に電話をした。

・・・

オレがこれからどうしたいのか。

・・・

「わかった・・・

孝明の気持ちは固そうだな」


「ああ」


「ただ、週に一度、

こっちの内科外来頼めるんだな?」

「出来る限りのことはするよ」


「未来の奥さんに、

この話はしたのか?」

「いや、まだだ」

「どんな反応するのかな?」
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