あなたの体温で癒して・・・②
「どうした、南ちゃん」

「私って気が利かない」


「・・え?」

「チューは、

私がいなくなってからね?」

「「///!!」」

・・・

驚く私たちに、

ウインクをした南ちゃんは、

急いで診療所を出ていった。

・・・

なんて気の利く子なのかしら。

南ちゃんて、

ちょっとませてるとは思ったけど・・

・・・

クスクスと笑う私に、

孝明が耳元で囁いた。


「愛してるよ」

「?!!」

上を見上げた私に、

不意打ちのように、

キスをした孝明。

赤くなった私に、

微笑んだかと思うと、

そのまま角度を変え何度も。
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