あなたの体温で癒して・・・②
・・・

そこへ南ちゃんがやってきた。

「先生、おめでとう」

「ありがとう」

そう言って、オレのスーツの

ポケットに、

小さな花束を飾った。

・・・

主役がつけるのか?

そう思いながら、

もう一度お礼を言った。

・・・

ここに来て、20分ほどが過ぎた。

・・・

待てど暮らせど、

美晴は現れない。

・・・

島の人が呼びに行ったと聞いていたが。

・・・

いつになったら来るのかな・・・

・・・

少し不安になっていた。
< 77 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop