純白の君へ


「だって私も一緒なんですもの

私もいつも不安です…

だから何だか微笑ましくなっちゃって」


すると彼はびっくりしたように腕の力をゆるめ目を見開くともう一度きつく抱きしめてきた


きゃっ

「さっきからどうしたの?そんなにきつく抱きしめなくても大丈夫よ」

ほんとはこのまま抱きしめていてほしいきもするんだけど…


そんな私の気持ちをわかってか分からずか

「嫌だ

今はまだこのままでいたい…

空と一緒でなんだか俺も嬉しいよ…」


彼はやっと不安そうな顔から安心したような顔になって私をふわりと抱きしめてくれている


青に抱きしめられてるとなんだか安心するなぁ






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