純白の君へ


しばらくすると
彼は私を抱きしめていた手を離した


「そろそろご飯食べようか

君といると時間を忘れてしまいそうになるよ…」


彼はとても優しくさとすように話した


「そうね…

そろそろご飯を頂きましょうか

とても楽しみだもの」

私はなんだか彼に抱きしめられていたことを意識してしまった


なんだかとても恥ずかしいわ…


彼に抱きしめられていたなんて…


彼は定員を呼ぶと食事を持ってきてもらった。

食事はとても豪勢で海の幸、山の幸
様々な味が楽しめて
どの料理にも色とりどりの菊の花が添えられていた。


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