純白の君へ


私はその日から時々、彼にお菓子を作るようになりました。


彼が嬉しそうにもらってくれるだけで、私は充分幸せです。


そして、私は服も気にかけるようになりました。特に彼が見ているわけでもないのに、もしかしたら彼に会えるかもと思い、ワンピースやスカート、髪の毛を結んで見たりもするようになりました。



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